最近はいろいろなものが自主制作で、お手頃簡単に作れるようになりました。
その中でも眼鏡拭きは使い勝手も良く、用途も広いので(眼鏡のみならず、携帯画面やゲームの画面だってお掃除できちゃう)とても便利なアイテムだと思います。
イベントや記念等でアイテムを制作する必要が出た際、選択肢に入れてみてはいかがでしょう?
かさばらないし、先に言いましたように眼鏡拭きのみならず携帯・ゲーム機等の画面拭きにも使えてとっても便利!
1枚持っておくと本当に重宝するアイテムですので、記念品として(個人的には同人グッズとしても)最適だと思います。
もちろん1枚からでも作れますので、世界に一つしかない眼鏡拭きを作るのもありです!
眼鏡拭きを作るために必要な4つの事柄
原稿を描く前にまず最初に決めておく事は以下の4点。
- 作りたいサイズ
- 印刷所
- 予算
- 枚数
最初にだいたいの作りたいサイズが決まったら、次は印刷所を探しましょう。
印刷会社が決まったら、価格表から自分の予算に見合った料金と、作る枚数も自ずと決まりますね。
上記の項目が全て決まったらあとはテンプレートをダウンロードして原稿作成あるのみ。
アクリルキーホルダーのようにイラストレイヤーの他に、白版レイヤーやカットラインレイヤーなどは必要ありません。
イラストレイヤー1枚だけでいいので簡単ですね。
原稿作成の際、特に注意する点と言えば、仕上がりラインぎりぎりに切れてほしくない重要な文字を入れないようにするだけです。
上の画像は私の原稿の見本です。
- 文字・タイトル最大位置(ピンクの点線)までに切れてほしくない文字や画像を入れる。
- 仕上がり線(青色の点線部分)までに、入ってほしい被写体やイラストを入れる。
- 印刷の仕様によって少しズレが生じることがあるので、ヌリタシ部分まで背景や背景色を入れておくとベストです。
単価の安い4つの印刷所ご紹介
出来る限りお安く綺麗に作りたい!とみなさん思いますよね。
そこでまずは1枚から制作でき、印刷料がお安いと個人的に思った印刷所3社ご紹介致します。
各印刷所の価格表の一部を載せていますので、参考にしていただけたらと思います。
こちらは私がいつも使っている印刷所です。
参考までに:私が作っているサイズは15cm×15cmです。
※こちらは発注数により変わるかもしれませんが、都度おまけが1~2枚ほど入っています。
FINE TECHさんを利用したレビュー記事はこちら。
私が眼鏡拭きを作るきっかけや、FINE TECHさんに決めた訳など、漫画でわかりやすく描いています。
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FINE TECHさんで眼鏡拭きを作ろう!【眼鏡拭きを作るきっかけ漫画と原稿作成方法】
さて、今回詳しく紹介致します印刷所は、私がいつも使っているFINE TECH(ファイン ...
続きを見る
10枚からにはなりますが、こちらもお安く作れます。
- おたクラブさん
印刷方法と生地の特性
上記で紹介いたしました4つの印刷所共通の事柄。
どの印刷所さんも印刷方法は昇華転写プリント、そして生地はマイクロファイバー製です。
昇華転写プリントとは
昇華転写プリントというのは、熱で生地にデザインを染める印刷方法のこと。
生地を直接染めるという特性でインクのひび割れや違和感などもありませんし、洗っても劣化しにくい特性があります。
発色はとても綺麗なのですが、どうやらマゼンダはかなり濃く出てしまうようです。
私も印刷してもらった眼鏡拭きの中でナナキ(FF7のキャラ)やケットシーのマントなど赤を基調とした部分はイラストよりも濃く=赤がかなり強めに印刷されました。
その他熱で染めるという特性の為に、アイロンなどの熱を加えると色移りしたり、洗濯して乾かす際に直射日光などが当たると色があせたりしますので注意が必要です。
マイクロファイバーの特徴
マイクロファイバーは8マイクロメートルという超極細繊維です。
その太さは、人間の髪の毛の100分の1の太さと言われているそうです。
- 吸水性に優れ、乾燥も早い。
- 繊維がとても細かいので、ダニも寄せ付けません。
- 細かな汚れやチリを吸着!眼鏡やグラス・鏡など、ガラス製品の デリケートな材質の汚れ拭き、その他携帯電話やカメラなどの精密機器の汚れふきにも最適です。
このような便利な特性がありますので、1枚持っておくだけで本当に便利で重宝すること間違いなし!
私は眼鏡拭きとしてはもちろんの事、携帯カバー用・携帯ゲーム機用と、それぞれ専用に複数枚持っています(もう8種類も作っていて、沢山あるので贅沢使用しています。)
原稿を自分で作れない…そんな貴方は
絵が描けなくても、写真からでも作ることが出来ます。
お気に入りの風景の写真や、愛犬・愛猫・愛鳥の写真(私は魚しか飼えない環境ですので、見本写真はお魚写真ですが…)で作るのもよしです。
そもそも原稿作り方がわからないと思われる貴方、安心してください。
それなら印刷会社に丸投げしてしまいましょう!
別途料金はかかりますが、原稿作りで悩んでいるなら、これで随分とハードルは下がりますよね。
印刷所に依頼する場合は、作りたい写真またはイラストを用意。
それから文字入れなどの希望があれば、その旨を伝えればデザインしてもらえます。
デザインしてもらう場合、作ってもらえるものは同人グッズのように版権物ではなく、オリジナルの作品・写真に限られます。
まとめ
自分だけのオリジナル眼鏡拭き、または同人グッズとして作成するのに、比較的少ない枚数から作れてお手頃価格で作れる印刷所をご紹介いたしましたがいかがでしたか?
この記事が少しでも貴方のお役に立てたなら幸いです。
私も今の所FINE TECHさんでしか作ったことは有りませんが、このページに記したその他の印刷所で作る事があれば、また改めて記事にしたいと思います。
私のグッズ作りのコンセプトは【自分がもらっても嬉しいもの、使えるものを中心に作っていく】です。
眼鏡拭きの他にもらって嬉しいもの、使えるものとして考えているのは、缶ミラーと、カレンダーとポーチとかですかね?夢は色々と膨らむばかりです。
何かを作ることは本当に楽しいですので、ちょっと気になった貴方も是非試しに作ってみませんか?
自分だけのオリジナルなアイテム、作ってみてはいかがでしょう?